平成20年7月25日
白井市役所 交通防災課 御中
白井市自転車駐輪場に関する整備計画及び基本設計への意見
氏名 :白井駅前広場を守る会 会長 柏木雅浩
住所 :白井市堀込2−1−1−603
電話番号:090−2624−8688
1.白井駅南口ロータリー横へ立体駐輪場を建設することについては
@ 立体駐輪場建設費用が約1億7400万円とされており、この費用(約1億円)でマルエツ横の借地が購入できると考えられこと、
A 建物並びにサイクルコンベアーなどの維持保守費用及び管理費用が毎年多額(年間700〜800万円は必要と推定)なること、
B 立体駐輪場は深夜以降には管理人が不在となり、閉鎖的空間であるため防犯上、安全上極めて危険な建物となること、
C 市街化が進み用地が確保できない状況での立体駐輪場への集約は理解できるが、白井駅周辺は未利用地が点在していること、
D 駅前に無機質な立体駐輪場が出現することは、緑豊かな周辺景観と調和しないものであり、公共空間としての景観を損なうこと、
E 立体駐輪場建設予定地は、現在利用率が低く空きがある駐輪場(不便な場所)であり、更に2階への昇降が不便なことから、年間契約者はともかく一時利用者など白井駅周辺に不法駐輪することが考えられること、
F 白井駅圏の自転車収容(必要)台数は1,643台とされているが、本件整備計画では1,923台を整備するものであり過剰な計画であること、
などの理由から、立体駐輪場の建設を行わないで、マルエツ横を購入し、トウズ歩道部分、白井郵便局前歩道部分、南口ロータリー横、全てを平置きとして整備すべきと思う。
2.白井駅南口ロータリー横へ集約することについては
@ 最も利用されている白井郵便局前歩道部分は設置予定台数を130台程度としているが、現在の駐輪区画を利用すれば230台は可能であること、
A マルエツ横(620u)については、立体駐輪場2F(721u、490台)を基に面積比で駐輪台数を推計すれば、420台は可能であること、
B 南口ロータリー横については、立体駐輪場1F(470台+コンベア部に25台)を基に495台は可能であること、
C 以上の駐輪場台数にトウズ横503台を加えれば、1,648台となり収容必要台数1,643台を確保できること、
D 南口ロータリー横は利用率が低く空きがある駐輪場(不便な場所)であること、
以上のとおり収容台数は確保できるので、南口ロータリー横へ集約することなく、駐輪場を駅周辺に点在する計画とすべきと思う。
3.白井駅マルエツ横の暫定駐輪場を廃止することについては
@ 廃止理由が「整備費用を抑制するため、当該用地を購入しないため」とあるが、立体駐輪場建設費用(約1億7400万円)と土地購入費用(約1億円)を比較した場合、土地購入が安価であり、加えてその後の維持保守費用及び管理費用がより少ないこと、
A 当該用地については「既に都市再生機構(UR)としての土地利用計画があり」とあるが、実際に住んでいる住民と白井市が協力して行う(白井駅前の)まちづくりは極めて重要な要件であり、地元のビジョンが優先すべきであること、
B 以前URは郵便局横の駐輪場であった土地をマンション業者に売却し、白井の玄関口である駅前のまちづくりを破壊した実績があるので、住民及び白井市はURの土地売却については同じ轍を踏まないこと、
などの理由から、住民及び白井市は一丸となって正々堂々とURへ当該用地を白井市へ売却するよう要求すべきと思う。
4.白井駅前交番裏歩道部分を廃止することについては
@ 廃止理由が「接道要件を満たしていないため」とあるが、付近の車道と通路(取付け工事は必要)にて結べば要件を満たすこと、
A 南口ロータリー横へ無断駐輪車、放置自転車の保管場所があるが、ここは駅に近く、保管場所としては勿体ないこと、
などの理由から、白井駅前交番裏歩道部分については、一旦は廃止とするが、将来は必要に応じて駐輪場とし、今後は保管場所などとして利用すべきと思う。
5.白井郵便局前歩道部分に屋根付駐輪施設を設置することについては、周辺景観との調和に配慮し、屋根が無い施設に
すべきと思う。その他の駐輪施設についても同様であり、極力屋根の無い施設にすべきと思う。
以上が、今回の白井駅前駐輪場問題について守る会で深く検討を重ねた結果、市へ提出する運びとなった基本姿勢としての意見です。
駅前駐輪場を現在ご利用の皆様方には是非とも今回の問題を我々と共にお考えいただき、多くの方々の意見書をご提出いただきたく、ここにお願い申し上げます。
また、その意見書が正しく反映されるためには意見書の書き方に多少の注意が必要です。つきましては以下の注意書きをご参考の上、ご提出いただきたくお願い申し上げます。
望ましい意見書の書き方は:
「○○については、△△であるから◎◎にすべきと思う。」
また、内容として ・賛否の結論 ・趣旨が不明確なもの は除外されますので:
計画とか駐輪場設計について「単に反対」とするのではなく、「対案的な提案」を入れて文章化した方が良いです。